ほぼ毎日日記

日々の良かったこと、悪かったこと書いてきます。

職場の後輩くん

今の現場で私は準備工事を担当している。その他のメンバーは他の職員一人、残りは派遣職員となっている。準備工事は私ではなく、もう一人の職員が主体となって動いている。その職員とは私よりも経験が浅い3年目の職員である。

 

彼はリーダー的に的確に動いて、指示伝達を派遣社員におこなっている。また、わからない部分は上司や派遣社員の方に聞いてみたりしていて、とにかく積極性がある。彼に引き込まれる、魅力のある人だ。年下で尊重できる人はなかなか身近にいないのでちょっと圧倒されている。

 

まず彼は私が1番苦手としている報告を上手に伝えることができる。他人にわからないことを聴いて、その場で的確にわかりやすいように説明をしてくれる。ポイントを伝えてくれる。

 

そして、彼自身が自信を持って言っているのが、集中力である。その場その場で集中して、物事を聞いたり、学習したりすることができる。彼はサッカーの国体選手だったということもあって、一試合一試合に取り組む姿勢が、今の仕事に生きているのだと私は考えている。

 

対する私はというと、経験という点で自信がついて、余裕がある。しかし、その余裕から気を抜いてしまって、ドツボにハマってしまうことが多々ある。私の悪い癖として、不明点があると広い視野を持てずに上司に聞いてしまって、よくその内容を見ると、書いてあったりする。またその逆も然りである。その癖をわかっているので、そういう点はないかと何度も確認して、一度読んでわかることを時間を掛けて深い意味はないのかと考え込んでしまう。

 

切り替えができているようでできていない。他人にはできているように見せているだけである。今後は見せているのではなく、できるようにしなくてはならない。次の現場に行った時にこれができなければ、良い上司になれない。

 

本当に彼を見て学ぶことはいっぱいある。彼に負けないように経験がある私は彼をサポートできるように振る舞ってあげなくてはならない。

 

本音で話すなら、彼を羨ましく思う。私も伝達能力、報告する能力、積極性、彼の貪欲さ、男らしい部分、本当に嫉妬するくらいかっこいいと感じる。私は一歩引いて俯瞰しているけど、本当は彼の位置に私がいなくてはならないのに、不甲斐ない。